恐るべき強心臓 日ハム大谷「エース兼4番」は秒読み段階
■フィジカルの問題もクリア
投手に関しても成長のあとがうかがえる。首脳陣の間で次戦は27日のロッテ戦に決まった。今季初の中6日で、順調にいけば今後も1週間に1回、先発させていく方針だ。
大谷がここまで中8日と中7日だったのは、昨季後半から背中を含む体のアチコチに痛みや張りがあったから。それが中6日では回復しなかったのだ。
しかし、20日に投げて以降は異常を訴えることもないという。あるいはトレーニングによって、体が強くなってきたのかもしれない。
■相手チームが見守る中、平然と打撃練習
首脳陣は今季、大谷を中6日のローテに入れるどころか、先発の柱にしたいと考えていた。
体の張りや痛みが原因でここまで延び延びになっていたものの、体の問題さえクリアすれば、十分、エースを張れる。それだけの実力があることは、これまで2勝負けなし、防御率1.20の成績が証明している。
問題は中6日にした場合の野手としての起用法だ。