日程はユルユルなのに高年俸…プロ野球選手は“楽チン稼業”
■大リーグは最長20連戦
大リーグでは最長で20連戦が組まれている。その間、時差のある西海岸から東海岸(あるいはその逆)への移動も珍しくない。ナイター終了後の夜中の1時、2時にチャーター便で次の都市に行くのも日常茶飯事だ。
さらにいえば、プロ野球は延長十二回引き分けだが、大リーグは原則として決着がつくまで戦う。ア・リーグは午前1時を過ぎると新しいイニングに入らないが、引き分けとはせず後日、続きを行う。雨で中止になれば、翌日ダブルヘッダーが原則だ。
それでも選手は文句ひとつ言わない。そうした厳しい日程を克服して結果を出してこそ、メジャーリーガーと認められるからだろう。
それに比べプロ野球選手は、こんなユルユル日程でも平均年俸は約3687万円である。