ダル超えの評判も 日ハム大谷「脱いだらスゴい」驚異の肉体
球速はコンスタントに150キロ台が出るようになったし、野手としては打球の飛距離が格段に伸びた。
試合前のフリー打撃では、広い札幌ドームのスタンド中段、もしくはそれより上にポンポン放り込む。ときには同僚の中田と同じくらい飛ばすことも。同じサク越えでもフェンスをギリギリ越えていたこれまでとは比べものにならないパワーを発揮している。
この日は5回を3安打1失点、10奪三振。五回裏、本塁に滑り込んだ際に左足首をひねり、大事を取ってこの回限りで降板するも、5月13日に完封で4勝目を挙げて以来の5勝目。
試合後の本人は、「(相手がマエケンで)点はやれないと思い、初回から全力でいきました。きょうはストレートが良かったし、初めてバッテリーを組んだ市川さんがカーブをうまく使ってくれた。160キロ? ありがとうございます。体も動くようになってきてキレも出てきた」と満足そうに話した。