巨人を揺さぶり 広島ナインの合言葉は「阿部を肩から潰せ」

公開日: 更新日:

 阿部が狙われているのは肩だけじゃない。投手陣にもこんな指令が出ているという。某投手によると、「全員抑えるに越したことはないけど、巨人は強力打線。他の打者に打たれても、阿部さんにだけは甘くいかないように厳しくいこうと。そうコーチに言われているから、みんな重圧が減ったように思う」

 阿部への徹底マークが功を奏し、この日の試合前までの広島戦は24打数3安打、打率・125。前日の試合も4タコに抑えていた。
 そんな相性もあってか、2日の試合でスタメンから外れた阿部は、1点を追う九回無死一塁で代打で登場。守護神のミコライオに一ゴロ併殺打に抑えられた。

 広島は巨人の「大将」を集中的に揺さぶって封じることで、巨大戦力と互角以上の戦いを演じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード