右肘靭帯断裂から復活 メジャー現役最多勝右腕がマー君激励

公開日: 更新日:

――09年9月にメジャー復帰、翌10年は見事な復活でした。

「皮肉なことにメジャー復帰後初登板もマーリンズ戦だったんだ。まずまずの感触で、自分の球が投げられて、アウトも取れた。でも完全に戻ったという感触ではなかったから、精神的に少し苦労した。その時点では80%といったところだった。でも戻ってこられて、またチームの一員としてプレーできたことはうれしかった。オフシーズンもリハビリを続け、翌年のスプリングトレーニングではとてもいい感触になった。だから実質16カ月かかったかな。10年のシーズンは手術前と同じ状態に戻ったというより、前より良くなったよ」

■「手術するなら早いほどいい」

――手術後、しばらくスプリットは減ったようですが、何か変わった点や注意している点は。

「しばらくはスプリットよりチェンジアップを投げるようになった。それは大きな手術の後というのもあるし、年を重ねてきたということもあった。年が上がるにつれて投球も変わっていくものだからアジャストは必要。今は特に何か気をつけているというのもなく、必要なときに必要と思う球を投げ、ゲームプランに沿って、要求されるものを投げている。場合によってはスプリットをたくさん投げるときもある。体に関しては何も心配していない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭