一部球団は来季も…キューバ選手に飛び付く懲りない日本球界

公開日: 更新日:

 日本側にしてみればケタ外れの身体能力が投手として開花すれば、元が取れると踏んでいる。巨人が20歳の右腕・メンドーサを獲得したのもそんな思惑があるからに違いない。

「キューバ、日本の双方にメリットがありそうですが、しょせんキューバ人投手の実力は未知数ですからね」と、さる球界関係者がこう言った。

「彼らが投手として開花する保証はないし、日本に来る時期は彼らにとってシーズンオフ。割のいいバイト感覚の選手がほとんどだけに、彼らが日本でどれだけ目の色を変えるかは疑問。本気で稼ごうという気概のある連中はみな、命懸けで米国に亡命、メジャーリーガーを目指してますよ」

 米国と国交のないキューバ人選手に飛び付き、ありがたがって大金を払う日本球界にメジャーはへそを曲げているとか。それが結果として、五輪での野球復活のネックになるという指摘もある。米国の不興を買ってまで、キューバ人助っ人をありがたがるメリットはないというのだが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭