オリ金子の移籍先 決め手は「家族の意向」と「長袖アンダー」
日本屈指の好投手である金子を獲得するとなれば当然、スポーツ紙も大騒ぎするはずだが、実際に複数の関西のマスコミ関係者からも、「金子は阪神へ行かないと聞いている」という話が出ている。
その阪神は15日のヤクルト戦。先発した岩崎が7回1失点の好投で5勝目を挙げたが、2位の広島も勝ったため、ゲーム差は2・5のまま。V逸どころかCSの本拠地開催も危ぶまれる中では、和田監督の続投が白紙になるのは当然としても、来季の巻き返しを図るには、チーム防御率4・05(リーグ5位)というボロ投手陣の大幅改善が必要不可欠。金子がもし加入して額面どおりに活躍すれば、投手力は一気に強化される。
しかし金子がどの道を選ぼうと、阪神の思惑通りにいかない可能性は高い。