ソフトB細川が“次期監督”工藤公康氏の「ダメだし」に反論
「結構、厳しく書いてるよね」
この日本シリーズ、関係者の間で話題になっているのが、ソフトバンクの次期監督に内定している工藤公康氏(51)によるスポーツ紙の評論記事である。
シリーズ初戦、阪神の「4、5番コンビ」であるゴメスに3打点、マートンに2打点を許して敗れたソフトバンクについて“新監督”は、「試合前半にもっと厳しく内角を攻めるべきだった。いかに内を意識させて凡打にするかが大事になる。しかし外角中心の配球になり、中盤以降に響いた」と書き、捕手の細川亨(34)を名指しこそしなかったものの、外角一辺倒の配球に厳しい言葉を投げかけた。
27日未明のスポーツ番組でも同様のコメントをしているだけに、よほど気に入らなかったのだろう。
同じような批評をしている評論家もいたが、監督に内定している人間が言うのとでは、現場の受け取め方は大きく違ってくる。当事者はどう思っているのか。
27日、全体練習で汗を流した細川はこの日、「鳥谷がキーマン。鳥谷を出すと、ゴメスも乗ってくる」と翌日の試合を見据えた。