嶋へのアピール? 巨人・阿部の捕手引退で気になる「後継者」

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 来季から一塁に完全コンバートされることになった巨人阿部慎之助(35)の“捕手引退”。CS敗退後に原監督に打診され、「捕手で全試合出るのは難しい」と決断したという。

 開幕前に首を痛めるなど満身創痍だった今季は、打率.248、19本塁打と極度の不振にあえいだ。8月は一時、一塁に回り打撃に専念した。

 28日、ジャイアンツ球場で練習を行った阿部は「悩みはしないけど考えた部分はあった。体の負担は一塁の方が全然ラク。いいきっかけにできれば」と話した。

 空いた正捕手は誰が務めるのか。原監督は「大変だよ。長く巨人を支えてきた大黒柱がいないわけだから。牙城を守る人が出てくるか。小林が1番手だけど、(選ぶ)我々としても重要な作業になる」と話した。来季2年目を迎えるドラフト1位捕手・小林を育成するため、ついに腹を決めたのかと思いきや、そうではなさそうだ。

 川相ヘッドコーチは「小林をメーンに起用して育成? それは分からない。正直言って、他の捕手だってチャンスがあると思っているだろうしね」と言った。強肩の評価こそ高いものの、来季の正捕手として、小林はまだ心もとない。

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