若手選手が続々年俸増 日ハム「促成栽培商法」いよいよ加速
今アフ、軒並み年俸アップを勝ち取っているのが日本ハムの若手連中だ。
今季43盗塁で自身初のタイトルを獲得した西川遥輝(22)が2日、2500万円増の4600万円で契約を更改した。4年目の今シーズンは143試合に出場して2割6分5厘。引退した金子誠の背番号「8」を引き継ぐことになり、「(自分も)認めてもらえるよう頑張り、3割を目標にしたい」とは本人だ。
新人で7勝をマークした浦野博司(25)は1260万円増の2200万円、6年目で126試合に出場した中島卓也(23)は1800万円増の4000万円でそれぞれ契約を更改した。
すでに3年目の近藤健介(21)は1080万円増の1800万円、同じく3年目で8勝した上沢直之(20)は1800万円増の2300万円で契約を更改。2年目で11勝10本塁打の大谷翔平(20)は3000万円から1億円の大台に乗ることが確実視されている。
■選手としての価値が高いうちに売る
二刀流の大谷はともかく、それ以外にも20歳そこそこで年俸数千万円の高給取りがズラリ。レギュラーをつかみ、それなりの数字を残したのだから当然といえば当然だが、割を食うのはベテランだ。