W杯女子ジャンプ3位 高梨沙羅が泣いた「2センチの壁」
当然、高梨も新基準のスーツへの対応を図るため、早くから空中姿勢の安定度を意識して練習を繰り返してきたものの、納得するジャンプはできなかったという。
高梨は今回の欧州遠征を前に「夏場に土台は築けた」と手応えを口にしながらも、課題について聞かれるとトーンダウン。「空中姿勢やテークオフが課題」と不安を隠さなかった。
フィンランド・ロバニエミでの直前合宿では冬用の滑走路やスーツの感触を確かめるなど、突貫工事を行ったが焼け石に水だったか。