パレスチナに大勝も…日本代表に海外メディア“嘲笑”のワケ

公開日: 更新日:

「パレスチナ戦の前日会見で英国公共放送BBCの記者らが、アギーレ監督の八百長疑惑に触れて『辞任するつもりはなかったのか?』などと追及し、アギーレ監督は顔に青筋を立ててイラ立っていた――などと日本のスポーツ紙が報じていましたが、海外メディアにしてみたら、シリアスな問題なのに日本の報道関係者はなぜ執拗に問いたださないのか不思議で仕方ないのです。腰が引けて追及しようとしない日本の報道陣たちに首を捻っていることでしょう」

 さらに言うなら、アギーレ監督がスペイン検察当局に告発された(昨年12月15日)後も引導をわたすのか、それともアギーレ体制を続けていくのか、結論を先延ばしにしている日本サッカー協会も、やはりモノ笑いのタネになっている。

「サッカー協会はクビを切って1年後、2年後に逆転無罪になり、アギーレ監督から賠償金請求の訴えを出された場合、数億円レベルの出費になることから、何をするにも二の足を踏んでいる。そうした事情は、オーストラリアでも話題になっていますよ」(サッカー専門誌ライター)

 日本サッカー界は「アジア杯連覇どころではない」と前出・平野氏。まったくその通りである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出