巨人正捕手争いに原監督言及 「小林と相川で」に込めた意味
「原監督の言葉をうのみにして、悠長に構えていたら、小林は居場所を失う。ドラ1とはいえ、今年39歳になる相川との一騎打ちの今季、レギュラーを奪えないようでは、来年はないということではないか。巨人はこのオフ、水面下で国内FA権を持つ楽天の嶋の獲得に乗り出した。結局、残留したものの、楽天と結んでいる複数年契約は嶋側から破棄できるともっぱら。巨人は嶋と同様にFA権を持ったまま西武に単年契約で残留した炭谷にも興味を示している。西武は高卒2年目の森が台頭。来オフは炭谷が流出する可能性もささやかれている。2人のどちらかが加入すれば、間違いなく正捕手ですから」
ヤクルトの控えだったアラフォー捕手に出番を譲っているようでは、来オフにはバリバリの正捕手候補が入団してくるかもしれない。原監督の言葉は表向きは優しいが、小林に与えられた時間は今年1年。2年目にしてもう崖っぷちである。