敵スコアラー脱帽 日ハム大谷はもう「7年目のダル」を超えた

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 栗山監督はキャンプを訪れた評論家の山崎裕之氏にこんなエピソードを明かした。

「休日の朝、室内練習場をのぞいたら、8時半くらいから打っているんです。これはセーブしないとマズいなという感じがして注意しています」

 ダルが2年目に12勝5敗、防御率2.89、115奪三振だったのに対して、大谷の2年目は打者として10本塁打しながら、投手として11勝4敗、防御率2.61、179奪三振。防御率と奪三振で上回っているばかりか、テーマを持ってキャンプに取り組む姿勢はダルの7年目と重なるという。

 ダルはプロ1年目のキャンプ中に喫煙がバレて強制送還。「おまえら、たばこなんて吸ってんじゃないゾ!」と若手に説教するようになったのは時間がたってからだ。そこへいくと大谷は、すでに指揮官がブレーキを踏まなきゃならないほど意識も体も成長している。3年目の大谷は、同時期のダルをとっくに追い越している。

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