修復可能な右肘と修復不可能なアタマ… ダルビッシュとわが国の総理をくらべてみた
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(28)が右肘の側副靱帯を損傷した。オフにさんざん調整してシーズンを目指したのに、オープン戦でたった12球しか投げられなかったのを揶揄する向きもあるが、気にすることはない。ダルビッシュは一見ずぶとい神経に見えるが案外、外野のささいなヤジに身をこわばらせる側面もあるとみた。雑音に惑わされずに医療に専念するのがよいと思う。
側副靱帯は不測事態。……と書いて、あまりに発音が似ていることに驚いている。側副靱帯の損傷は不測の事態で、チームへの影響も甚大だろう。側副靱帯の損傷は甚大な事態で、即刻の克服は尋常ならず。あ、いくらでも言葉が浮かぶ。けがを悪く言う気はないので念のため。
さて、直接ダルビッシュの靱帯損傷とは関連がなさそうな、君の母国の話に変わる。
君は靱帯損傷からの復活を最優先しているが、君の母国の総理は原発の甚大な損傷からの県民の復活は最優先と言いながら後回しにしている。
君はオープン戦で右上腕三頭筋の張りを訴えて1回で降板したが、君の母国の総理は右翼としては三等の頭のくせに2回も総理になり、いまだ降板しない。