巨人狙うフランシスコ メジャーの評価はパワーだけの三振王
「飛距離だけはメジャーでもトップクラスですが、何せバットにボールが当たらない。米球界では緩急に弱く、チェンジアップの見極めができない選手として知れ渡っていて、特に左投手は全く打てない。昨シーズンも対右投手が.238、15本、39打点だったのに対し、対左投手が相手では.116、1本、4打点と散々。典型的な右投手用の一発屋です。打撃だけでなく一塁、三塁の守備範囲も狭くて見ていられないレベル。メジャーの平均的な守備率は.965から.970程度ですが、昨年のフランシスコは.933と平均からも程遠い成績です。指名打者制のあるパ・リーグなら何とかやっていけるかもしれませんが、セ・リーグでは守備面でも足を引っ張りかねない。攻守における弱点が多いため、メジャーの各球団も獲得に二の足を踏む選手。現在の体重も110キロを超えていて、体が動かないようですから。日本に来ても期待は持てません」
巨人と同じくチーム打率.230の貧打にあえぐ広島も同じ「左の大砲」を獲得。9日に入団会見を行った新助っ人、シアーホルツ(31=前レンジャーズ)だが、こちらはまだ期待が持てそうだ。