早くも10号で“三冠”視野 DeNA筒香に侍J「4番」の可能性も
早くも2ケタに到達だ。
DeNAはヤクルトに延長11回にサヨナラ負けを喫したが、4番の筒香嘉智(24)が2試合連発となる10本目のアーチを右翼席に叩き込んだ。
「風のおかげです」と謙遜したハマの大砲は前夜も2本塁打。右翼席上段に叩き込んだ1本目は「カチン」という打球音が神宮球場全体に響き渡るほど。パワーと技術が重なり合った至極の打撃だった。今季は全45試合で4番を務め、10本塁打、36打点はリーグ断トツ。打率.320もリーグ2位。三冠王も夢じゃない。
11月には国際大会の「プレミア12」が行われ、筒香の日本代表入りはすでに決定的。小久保代表監督は日本ハムの中田翔(26)を「不動の4番」とし、中田自身も現在、リーグトップの14本塁打を放っているとはいえ、打率.252と確実性では物足りない。
すでに小久保監督の頭の中にも「4番筒香」があるかもしれない。