ヤンキース田中が4勝目 粘りの投球が実り味方打線も爆発

公開日: 更新日:

 メジャーにはケタ違いの打者がいる。

 高めクソボールや低めのワンバウンドしそうな球をスタンドに放り込んだりもする。投手がそれなりに良い球を投げようとお構いなし。規格外の技術とパワーを持ち合わせている。

 ヤンキースの田中将大(26)が9日(日本時間10日)のナショナルズ戦で20号ソロを浴びたハーパー(22)も、そんな規格外の打者のひとりだ。

 ヤンキースが先制した直後の四回2死。田中にしてみれば一発だけは避けなければならない場面で、1ボールからの2球目、真ん中低め150キロのストレートを中堅やや左に放り込まれた。構えたミットよりやや内側に入ったとはいえ、決して悪い球ではなかった。

 一発を浴びた田中はマウンド上で、あの球をあそこまで運ぶのかとボー然。しきりにクビをひねっていた。

 同点に追い付かれて以降は、ナショナルズのサイ・ヤング賞右腕シャーザー(30)と我慢比べの展開。制球にいっそう気を配るようになったばかりか、投球パターンも変えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末