巨人が「トレード第2弾」画策 次なる標的はロッテの“元主砲”

公開日: 更新日:

 10日に生え抜きで人気もあったプロ13年目の矢野謙次(34)を日本ハムにトレードで放出した巨人。その余韻が冷めやらぬ中、球団は早くも「第2弾」となるトレードを画策しているという話がある。狙っているのは、12日から対戦しているロッテの“元主砲”大松尚逸(32)である。

 08年に24本塁打を放った左の大砲だが、ここ数年は若手野手の台頭もあって出場機会が激減。今季は一度も一軍に昇格していない。度重なる打撃フォーム改造の失敗で「終わった」との声もあるが、この大松を以前から高く評価しているのが何を隠そう原監督だ。

 ロッテのチーム関係者がこう言う。

「原監督は大松が不振に陥り始めた11年ごろから、ずっと大松の状態を気にかけていたと聞いています。2人は東海大の先輩後輩。球団同士でこれまでに何度かトレードの話もあったそうです。でも、大松はロッテ内でも一、二を争う人望の持ち主。一時は将来の球団幹部候補とまでいわれていた男なので、トレードの話はまとまらなかった。ただロッテも、ここ数年の本人の低迷を見かね、『一度、外に出して環境を変えた方がいい』という空気に変わりつつあります。原監督には自分の手でなんとか後輩を再生してやりたいという情もあるようです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…