関係者によれば、内村は演技中に体にかかる衝撃を和らげたり、不慮のアクシデントにもとっさに対応するなど、危機管理能力に長けているそうだ。
「通常、代表クラスの選手であっても総合6種目(床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)をこなせば、車にひかれて地面に体をたたきつけられるほどの衝撃があるという実証データもある。でも、ボディーバランスに優れ、身のこなしもうまい内村の試合後の負担は他の選手に比べて半分程度とみられています。20年には31歳になりますが、大きな故障さえなければ東京五輪まで現役を続けることは不可能ではないと思う」(体操関係者)
内村にとって怖いのはケガより病気か。