貧打より深刻…巨人・杉内の肩はもはや「6回90球」が限界
今月1日の広島戦でも2-2の六回に5連打で一挙5失点。1死も取れずに降板した。
ソフトバンクでの10年間で103勝を挙げた左腕も12年に巨人にFA移籍後は12勝、11勝、10勝と下降線。防御率も2.04、3.35、3.16と悪化している。今年10月で35歳。前出のスコアラーが「肩のスタミナに不安を抱えているのは間違いない」と言うように、年齢からくる衰えが表面化しているのなら、今後はいよいよ不安が募る。
「杉内? あとひと踏ん張りだね。なんとか6回投げ切ってというところでね。2点で抑えたのは決して悪くない。彼本来のピッチングはしたのかなと思うが、あそこ(6回)ですね。これからああいう場面でどう抑えていくかが重要なところ」とは、再び借金生活に戻った原監督の杉内評。
この日の敗因はメッセンジャーに8回無得点に抑えられた打線だが、杉内の「6回90球肩」も深刻である。