勢力図変わった甲子園 3年連続で夏に初戦敗退の都道府県は

公開日: 更新日:

 高校野球はかつて、西が圧倒的に強かった。北の方の学校は甲子園の砂を拾いにいくだけなんていわれたこともあったものの、最近は勢力図が変わってきた。

 12~14年の夏の甲子園の初戦の成績を調べてみると、3年以上続けて敗退した都道府県は全部で5つ。

 1つは北北海道で、残りの4つはすべて西日本勢。具体的には和歌山、広島、香川、大分の代表がいずれも初戦で姿を消している。

 もちろん、クジ運もある。ベスト4に入る力があっても、初戦でそれ以上に強い学校と当たれば歯が立たない。

 しかし、かつて野球どころといわれた広島や和歌山も含め、5代表のうち今年の春のセンバツに出場した学校は英明(香川)と桐蔭(和歌山)の2校。2校とも初戦敗退だし、桐蔭は21世紀枠だった。

 5代表は他の都道府県と比べて地盤沈下が著しいとみることもできそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇