渡部が女子200m個人メ決勝進出も メダル10個に早くも暗雲
初日の結果はどう見るべきか。
世界水泳10日目、競泳(8日間、42種目)が始まった。女子200メートル個人メドレー準決勝は渡部香生子が2分9秒61の日本新記録をマーク。自身の持っていた日本記録を0秒20更新し、全体3位で3日の決勝に進んだ。400メートルリレー決勝で6位の男子(中村、塩浦、小堀、藤井)と、予選9位に終わった女子はリオ五輪の出場枠を獲得した。
だが、男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤は準決勝14位で決勝へ進めず、立石諒は予選29位で敗退。女子100メートルバタフライ準決勝の星奈津美は14位で敗退。400メートル自由形は女子も男子も予選で消えた。
エース萩野を故障で欠いた競泳日本代表の平井伯昌監督は大会前、目標のメダル数は「金を含む10個」と言った。メダルの可能性が高いとみられているのが、入江の背泳ぎ(100、200メートル)に瀬戸の200メートルバタフライと個人メドレー(200、400メートル)、渡部の女子200メートル平泳ぎ。大会が終わった時、平井監督は胸を張って総括できるだろうか。