東アジア杯は「2戦で2点」 代表FW5人を釜本氏が辛口採点

公開日: 更新日:

 確かに今回、日本の準備期間は短かった。しかし、それを言い訳にしてはいけない。なぜタイミングが合わないのか、どうして連係ミスが起きるのか、常に選手たちは、Jリーグという日常の中でレベルアップの方策を考えながら、真剣にプレーして欲しい。

 攻撃系選手について気になったポイントを。

 韓国戦に先発したFW興梠(浦和)は、どうしても相手DFと比べるとサイズが小さいのは否めない。強靱なフィジカルのDFを背負いながら、機敏な動きで反転して受けてみるとか、巧妙にDFの死角に入ってからスパッと動き出すとか、もっと「ボールの受け方」を工夫する必要があるだろう。

 同じく先発したFW永井(名古屋)には「頭を使え」と声を大にして言いたい。

 彼のスピードは大きな武器になる。しかし、武器の生かし方に問題がある。中盤エリアで自らスペースにボールをポンと蹴り出し、そこから相手と「よーい、ドン!」で競争。ボールに追い付こうとするシーンが何度かあったが、相手ゴールと遠いエリアで持ち味のスピードを使ってどうするのか。相手を抜き去ってシュート! という場面でこそ、武器であるスピードを最大限に使い、相手の脅威にならないと。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動