七回にタイムリー 早実・清宮甲子園デビュー戦「全打席詳報」
「上下関係の厳しい当時のPLでは、1年生4番の清原に対する上級生からの風当たりが強く、本塁打なんか打ったら先輩から生意気だと目をつけられると、清原は練習から右打ちに徹していた。そんな環境での甲子園デビューだったから、打席ではガチガチ。甲子園に向かうバスの中でも一言も言葉を発せなかったと言っていた。松井も後に『足がブルブル震えた。(人生で)ほかに足が震えた経験はない。ものすごく緊張した』と聖地初打席を振り返っています」(テレビ局関係者)
あの2人をして最初は重圧に押し潰されたわけだが、少なくとも清宮にはそういう緊張はかけらもないようだ。前日も『ワクワクしてる。注目されていることは、重圧ではなく、モチベーションになってる』と言いのけている。恐ろしい1年生だ。
▼清宮のコメント
観衆4万7000人の満員? 最高でした。今までと違うくらい入っていたので、気持ちよかったです。たくさんの声援が自分たちの6点につながった。緊張? それはないっすね。(自分の打撃を振り返り)何度もチャンスが回ってきて1本くらい打たないと示しがつかないんで。ボール球に手を出していたので、まだまだです。次戦? チャンスでしっかりかえせるようにやっていきたい。