七回にタイムリー 早実・清宮甲子園デビュー戦「全打席詳報」

公開日: 更新日:

「上下関係の厳しい当時のPLでは、1年生4番の清原に対する上級生からの風当たりが強く、本塁打なんか打ったら先輩から生意気だと目をつけられると、清原は練習から右打ちに徹していた。そんな環境での甲子園デビューだったから、打席ではガチガチ。甲子園に向かうバスの中でも一言も言葉を発せなかったと言っていた。松井も後に『足がブルブル震えた。(人生で)ほかに足が震えた経験はない。ものすごく緊張した』と聖地初打席を振り返っています」(テレビ局関係者)

 あの2人をして最初は重圧に押し潰されたわけだが、少なくとも清宮にはそういう緊張はかけらもないようだ。前日も『ワクワクしてる。注目されていることは、重圧ではなく、モチベーションになってる』と言いのけている。恐ろしい1年生だ。

▼清宮のコメント
 観衆4万7000人の満員? 最高でした。今までと違うくらい入っていたので、気持ちよかったです。たくさんの声援が自分たちの6点につながった。緊張? それはないっすね。(自分の打撃を振り返り)何度もチャンスが回ってきて1本くらい打たないと示しがつかないんで。ボール球に手を出していたので、まだまだです。次戦? チャンスでしっかりかえせるようにやっていきたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動