オリ岩崎語る 東海大相模・門馬監督“理不尽ノルマ”の真意

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「ポールといっても、球場のレフト、ライト間のポールではなく、野球場に隣接する巨大なラグビー場のゴールポスト間の往復なんです。球場のポール間なら80~90メートルぐらいですが、ラグビーのポール間はそれ以上に長かったはず(約100メートル)。監督のノルマに応えられないと、試合後に100本やらされることになる。1日でこの量のダッシュはキツイなんてもんじゃない。しかも、ゆっくりではなく全力ダッシュ。『試合に勝ったのになんで……』と思いながら走った記憶が今でも蘇りますよ」

 もっとも、県大会などの予選を含めた公式戦ではこうしたノルマは課せられなかった。「本番」はノビノビとプレーできるように配慮されていたんだとか。

「今思えば監督には、どんな大差の試合でも緊張感を持ってプレーする気持ちを練習試合からうえつける狙いがあったと思います。でも、そういうふうに考えられるようになったのは、プロに入ってから。実際に高校生の時はその意味がわからなかったんですけどね。今の後輩はどうなのかはよく知りませんが、もし同じような練習をしているのであれば、頑張ってもらいたいですね」

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