世界柔道団体戦で韓国代表が見せた“無礼”な振る舞いとは
柔道発祥国では許されない態度だ。
30日に幕を閉じた柔道世界選手権(カザフスタン)で日本勢は、男女の団体戦金メダルの他に、個人戦でも男女で金6個を含むメダル15個(銀4、銅5)を獲得した。
とはいえ、来年のリオ五輪でもメダルを量産できるかといえば、そんなに甘くはないだろう。例えば、韓国の男子は団体決勝で日本と接戦を演じ、個人戦でも金2、銅2を手にした(女子は銅1)。リオでも東京五輪でも、日本選手の強敵になることは間違いない。
その韓国選手は今大会で見苦しい一面を見せた。最終日の男子団体戦。審判の判定に不服があったのか、勝負がついた後に5人が一列に並ぶと、礼をしない、またはちょこっと頭を下げただけの者もいた。
武道の基本精神は「礼に始まり礼に終わる」にある。例えば柔道なら、道場への入場時、練習の前後、試合では相手への敬意を表すために礼をする。韓国選手にとっては柔道は武道ではなく、スポーツとしての「JUDO」であり、勝つか負けるかしか頭にない。そう思われても仕方がない無礼な態度だった。
日本国内では、いい加減な礼をすれば出場登録から除外されることもある。国を代表する選手がこの程度では、韓国では柔道の精神など誰も教えていないのだろうか。
ちなみに立礼は、背筋を伸ばしたまま腰を折り、礼の角度は30度ぐらいが理想だ。