U-18W杯V逸も…先輩たちが語る清宮「グラウンド外の素顔」
清宮は宿泊先のホテルで、堀内の部屋に何度か遊びに行った。堀内がそのときのエピソードを明かしてくれた。
「清宮はちょくちょく部屋に遊びに来て、くだらない話をしてました。あいつ、めっちゃ怖がりなんですよ。お化けが苦手だって言ってました(笑い)。だから清宮が部屋に戻った後、寝るころを見計らってラインで『カーテンを見てみ。そこにお化けがいるから』って送ったんです。そしたら本気でビビってました(笑い)」
主将の篠原(敦賀気比=3年)は「清宮はグラウンド外では『イジられキャラ』。笑うタイミングが人よりちょっと遅れることがあって、笑い方も変わっている。『笑うタイミングが遅い!』って、誰かがツッコミ、それでみんなから笑いが起こることもありました」
■大会終盤は凡退でも走ってベンチへ
日本が優勝決定戦まで8連勝と快進撃を見せた一方、清宮は8試合で27打数6安打、打率.222、2打点と苦しみ、左ひざの違和感でメキシコ戦はスタメンを外れた。「4番の自覚が出てきた」と清宮ならではの発言もあったが、凡退してトボトボとベンチに引き返したり、試合中も結果を引きずった。