U18スタメン復帰も快音なし 米スカウトは清宮をどう見たか

公開日: 更新日:

 全12カ国が参加するU-18W杯は、ネット裏から多くのメジャースカウトが視察。もっぱらのお目当ては、来年のドラフト1位候補に挙げられている米国の最速156キロ右腕オースティン・バーグナーや、日本との予選に先発した左腕のブラクストン・ギャレットといったところだ。

 では、将来のメジャー挑戦を目標に掲げる清宮幸太郎(早実=1年)は、彼らの目にどう映っているのか。西海岸球団のスカウトはこう言った。

「予選の米国戦ではギャレット相手に抑え込まれたが、レベルの高い投手の140キロ以上のボールは初めて見ただろう。技術はあると思うが、バットの軌道が体に近く、前のフォローが小さいからなかなか打球が上がらない。体全体のパワーをもっとつけ、技術を磨けば、僕らも真剣に見ることになると思う」

 また、別のスカウトは清宮の欠点について、こう指摘する。

「キヨミヤは将来性のある選手だと思う。ただ、彼の走塁を見ると、体を揺らしながら不安定に走っているだろ? 下半身にあまり強さを感じないんだよ。まだ脚力がないからああいう走り方になるのだろうし、打席でも粘りが利かないから、低めの変化球を我慢して見極めるのが難しくなる。脚力をしっかり鍛えることが第一だね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議