杉内手術で左腕先発激減…巨人に早くも来季“投壊危機”

公開日: 更新日:

 理由は緊迫した場面で長年投げ続けた勤続疲労なのは明らか。週に1度の先発なら、負担も少ない。うまくいけば、手薄な左の先発を補うこともできる。

 実際、09年オフに原監督は山口に先発転向指令を出したことがある。それが、開幕してすぐの10年4月に早々と中継ぎに復帰させた。今度は山口が抜けた中継ぎ陣が手薄になってしまったからだ。もし実現すれば、この時以来の再転向となる。

 今秋のドラフト会議にも影響が出る。まだ決まっていない1位指名に投手、捕手、打者といった情報が飛び交う中、夏の甲子園優勝投手の東海大相模の左腕・小笠原が筆頭候補。県岐阜商のMAX152キロ右腕・高橋は回避する可能性が出てきて、明大・上原、駒大・今永の即戦力左腕は評価を上げそうだ。2位以下も「左腕」の洗い出しといった戦略の再考が迫られる。

 杉内の手術だけでなく、このオフの巨人は、チームを大手術することになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議