巨人以外は東海大? ドラ1候補小笠原に他球団から危惧の声

公開日: 更新日:

「夏の甲子園に比べて調子が良くない中、悪いなりにも、ほぼストレートとチェンジアップだけで抑えられるということを証明したね」

 ネット裏のスカウトが夏の甲子園優勝投手で最速152キロ左腕の小笠原慎之介をこう評価した。

 30日の豪州戦では6回を3安打1失点、9奪三振。中日の中田スカウト部長が「1位は揺るぎないでしょう」と話すなど、今秋ドラフトで複数球団の1位入札が競合する可能性は高い。

 中でも小笠原を高く評価しているのが巨人。東海大相模出身の原監督の後輩で、内海、杉内といったこれまでチームを支えてきた左腕が揃って下り坂にいる投手事情を考えれば、喉から手が出るほど欲しい人材であるのは間違いない。

 それだけに、同様に小笠原を狙っているライバル球団の関係者からはこんな声も聞こえてくる。

「巨人以外にも阪神、DeNAなどの複数球団が1位候補に挙げ、小笠原自身もプロ志向が強く大学進学はないと聞いています。ただ、巨人は東海大グループとの間に強力なパイプがあり、結果として有望株が多数入団していますからね。一部球団のフロントから『もし巨人以外の球団が当たりクジを引いたら、東海大に進学すると言い出さないか』と危惧する声が上がっているのも事実です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース