明大・高山の抽選でまさかの訂正 ヤクルト真中監督“勘違い”
22日夕方から都内で行われている2015年プロ野球ドラフト会議で、1位指名の抽選をめぐり、まさかのハプニングだ。
東京六大学の通算安打記録を更新した“安打製造機”高山俊(22)を1位指名したのは、阪神とヤクルト。競合による抽選には金本知憲(47)、真中満(44)両監督が臨んだ。
封筒を見るや、ガッツポーズで喜びを爆発させたのはヤクルトの真中監督だったが、これが実は真中監督の“早とちり”。封筒の中に入る二つ折りの厚紙は、左ページに<Draft 2015 リポビタンD>、右ページに<交渉権確定>と印刷されているが、真中監督は左ページを見ただけで高山俊の交渉権を獲得したと勘違いしてしまったようだ。
真中監督はガッツポーズ後、興奮気味にテレビインタビューにも答えたものの、間もなく事務局から訂正のアナウンスが行われ、「高山俊は阪神で交渉権確定」と発表された。
驚いたことに、一方の金本知憲監督も早とちりをしていた。真中監督がガッツポーズをしてしまったため、抽選に外れたと勘違い。「真中監督のガッツポーズにだまされて見れなかった」と、しばらく封筒の中身を確認しなかったことを明かし、「ビデオ判定がホームランに覆った」と驚きの表情で語った。