大幅増更改の西武・森は正捕手の座よりベンツが大事?

公開日: 更新日:

 西武森友哉(20)が2日、契約交渉を行い、2200万円アップの4000万円で更改した。高卒2年目の今季は主にDHとして138試合で打率.287、17本塁打、68打点の堂々たる成績。自慢のバットで大幅アップを勝ち取った。

 会見に金髪で登場し、報道陣の度肝を抜いた森は「(金髪は)オフ仕様。(金額は)ビックリ。満足です。もう少し低いかと思った」とホクホク顔だった。

 今季は捕手出場がなかったものの、来季は正捕手の炭谷とのレギュラー争いに挑むことが決まっている。炭谷は「負けない」と腕を撫すが、森は「ボクはもう負けてるんですけど……」と弱気。得意の打撃と比べると、捕手というポジションにこだわりがない。

「有望株の森が本気で捕手に取り組む気がないのが、FA権を持つ炭谷に2年連続で残留を決意させた大きな要因。巨人阪神中日など多くの球団が正捕手不在に悩んでいて、もし炭谷がFA宣言したら争奪戦は必至だった。森がノホホンとしているおかげで、炭谷は、西武が最も安泰なチームだと踏んでいるんです」(球界関係者)

 20歳になったことで車の運転が解禁。800万円の黒塗りのベンツを購入し、乗り回しているという。「(炭谷に)追いつけ追い越せで頑張ります」と話したが、果たして本気かどうか。

 髪の毛の色を変えるより、炭谷の目の色を変えさせることを首脳陣は望んでいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭