ドジャースに170キロ守護神 レッズからチャップマン獲得
岩隈に続いてメジャーを代表する守護神の獲得も明らかになった。
レッズと守護神アロルディス・チャップマン(27)のトレードで話がまとまったという。ドジャースからはマイナーの若手投手2人がレッズに移籍する。「ESPN」(電子版)など複数の米メディアが7日に伝えた。
キューバ出身のチャップマンは6年間で通算146セーブをマーク。左腕から繰り出す球威は抜群で、直球は常時160キロ以上を記録し、最速は170キロを誇る。救援投手ながら4年連続100三振を奪っており、9イニングあたりの奪三振率は15・4と驚異的だ。来季終了後、契約が切れるため、レッズが早々と放出に踏み切ったとみられる。
ドジャースのリリーフ陣はクローザーのジャンセン(36セーブ)、セットアッパーのハウエル(防御率1.43)の2人は安定していたが、頭数が不足。チャップマン加入でリリーフ陣の強化に成功した。
ドジャースの88年以来の世界一は岩隈とチャップマンの出来にもかかっている。