ラミ監督就任も追い風 DeNAに「メジャー予備軍」ゾロゾロ
14年に盗塁王を獲得し、今季は主に3番を任された梶谷(27)もメジャーに刺激を受けている様子。
「今季、暇さえあればマリナーズのカノの打撃映像をチェックし、バットを少し寝かせる構えに変更。5月にはお立ち台で『ロビンソン・カジです!』と言って観客をキョトンとさせた。メジャースカウトは走攻守で評価し、『3割、30本、30盗塁を達成できるポテンシャルがある』というスカウトもいるほど」(放送関係者)
今季新人王を受賞した山崎康(23)も今オフは渡米してトレーニングをし、英語も勉強するなど熱心。ドジャースタジアムを訪問した際には自身のツイッターで「いつかユニホームを着て立てるように頑張ります?」と意味深につぶやいた。
「助っ人のモスコーソ(32)は来季で2年契約が満了しますが、すでに複数のメジャー球団が獲得調査を進めている。抑え、先発で実績のある山口(28)も、今季は3勝と不調だったが、将来的には『敗戦処理でもいいからメジャーのマウンドに立ちたい』と、意気込んでいるそうだ。今オフに外国人のラミレス監督が就任したことで、メジャー流を学ぶきっかけにもなる」(前出のOB)
横浜時代には佐々木、斎藤がメジャー挑戦し、谷繁、村田、内川、金城ら中心選手がFAで他球団に移籍している。親会社は代われど、チームの風土は今も変わっていないのかもしれない。