メジャー通が評価 セの新外国人“当たりとハズレ”は誰だ?
今季セ・リーグに助っ人としてやってくる新外国人は13人(1月5日現在)。2004年から毎年刊行されている「完全メジャーリーグ選手名鑑」の著者としておなじみのスポーツライター友成那智氏が、早くも“品定め”を行ってくれた。
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昨年のセ・リーグの優勝チーム、ヤクルトではデイビーズ(右投右打)の評価が高い。
「11年に右肩を手術。その影響でしばらく低迷しましたが、昨季、4年ぶりにメジャー復帰したように根性はあります。日本の打者が苦手なカットファストボールが武器なので、先発4番手くらいなら務まるかもしれません」(友成氏=以下同)
デイビーズに先発を任せられるようなら、バーネットが抜けたリリーフに新外国人か先発の石山を回すこともできる。
選手としての格なら巨人のジョーンズ(左投左打)がナンバーワン。なにしろメジャー8年間で122本塁打、400打点。12年にパイレーツで4、5番を任され27本塁打、09年から6年連続15本塁打以上の長距離打者だ。貧打解消の切り札ともいうべき補強だが、メジャー通算で対右腕の打率が.265なのに対し、対左腕は.194。左投手に極端に弱いのがネックだ。