投手起用の不安も吐露…G高橋由伸監督が数々「本音」語る
――由伸巨人はどういう野球を目指すのか。攻撃に重きを置くのか、守りを重視するのか。昨季、リーグ優勝のヤクルトは2番に攻撃的な打者を置いた。阪神金本、DeNAラミレスの新監督2人も2番に攻撃的な打者を置くと明言しています。巨人もかつてのような超攻撃的野球ですか?
「もう毎回ね、課題はそこ(打撃)だと思ってますから、まずはそこを少しでも改善していくのがこのキャンプの課題だと思ってますし、理想通りに進むか進まないかはやってみないと分からない。当然、打撃も守りもすべてがいいのが理想です。そこを目指してやりますけど、理想と現実は違う。現実を見つめて最善を尽くしたいなと思っています」
■坂本、長野は「まだまだ物足りない」
――野手出身監督は特に投手交代が難しいとされますが。
「昨年まで現役ですから、指導経験はほぼないに等しい。投手に関しては、無知とは言いませんけど、知識はそんなにあるわけではありませんし、より勉強しないといけない。ただ、できない、分からないことを恥ずかしいとは思ってないし、そこは一軍にはベテランの尾花コーチ、豊田コーチがいますから、両コーチと会話して意見を聞きながらやっていきたい。ただ、最終的に決断するのは私ですから、そこはしっかりやりたいと思いますけど」