笠原元投手が“反撃”開始 巨人選手の「現金ゲーム」を暴露
賭博解雇グループが反撃開始だ。読売巨人軍の笠原将生元投手(25)が、自軍の公式戦の勝敗を対象にした現金のやりとりを一部メディアに暴露した。笠原は野球賭博に関与し、昨年11月に無期失格処分を受けて以降、日本野球機構(NPB)や巨人の事情聴取に応じていない。
また、野球賭博への関与を認めた高木京介投手(26)が、NPBに「野球賭博常習者」と認定された飲食店経営者Bと通話した録音記録も流出。笠原は「なぜ、高木さんの時は会見を設けたのか。巨人はBさんと僕を悪者にしようとしている。(自分も)会見して謝りたい」と訴えており、古巣との全面戦争の様相を呈してきた。
笠原が新たに打ち明けたのは、選手間で「円陣」や「声出し」などの隠語で呼ばれていた金銭の授受。試合前に選手が現金を出し合い、巨人が勝つと、試合前の円陣で発声を担当した選手が現金を総取りできる仕組み。勝ち星が続く限り、同じ選手が発声を担当し、連勝で3000円、3連勝で5000円……と、ほぼ倍々ゲームで拠出金は増加。拠出金は若手選手が紙に書いて集計していたという。