元選手の肩書捨て…伊シェフで再起した元ドラ1投手の挑戦

公開日: 更新日:

 店名はイタリア語で「選手の料理店」。もっとも、“選手”は元野球選手を意味していないという。

「自分が料理人として今後も戦い続けるプレーヤーでいられるように、という気持ちで付けました。野球界でお世話になったのは事実ですが、その過去と決別しない限り、料理人としての成功はない。色々ありましたけど、今の私はイタリア料理店のオーナー兼シェフ。今後も“元野球選手の店”という肩書は出さず、料理で勝負し続けたい」

 激戦区の自由が丘ではや5年。今も客足が絶えない裏には、シェフの「こだわり」が透けて見える。

▽みずお・よしたか 1968年、奈良県生まれ。明徳義塾高、福井工業大学を経て90年ドラフト1位で大洋(現DeNA)に入団。95年にオリックスにトレード移籍。00年オフに自由契約となり、01年からは西武で3年間プレー。04年は米大リーグのエンゼルスとメジャー契約を結んだ。06年に現役を引退。プロ通算成績は269試合7勝9敗2セーブ、防御率3・42。身長177センチ、左投げ左打ち。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出