リオ五輪はアウト…バド桃田“闇カジノ賭博”出入り認めた
リオデジャネイロ五輪のバドミントン男子シングルスで代表入りが確実視された桃田賢斗選手(21=NTT東日本所属)と、2012年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26=同)が、都内の違法カジノ店に出入りしていたことが分かった。
2人は事実を認めているという。
NTT東日本の広報担当者は、「7日午前のヒアリングで、両選手はカジノ店で賭博行為を行ったことを認めました」と日刊ゲンダイ本紙にコメントした。
NTT東日本は、2人以外の所属選手14人に対してもヒアリングを行い、一部の選手が違法カジノ店への出入りを認めているという。今後、社内調査を進めて日本バドミントン協会に結果を報告する。2人は国際大会出場のためマレーシアに滞在していたが、急きょ、きょう以降の出場を取りやめ、けさ成田空港に帰国した。
日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は、日本代表選手約50人やスタッフにヒアリングを行う方針。「本当に驚いている。想定外」と話し、両選手のリオ五輪出場は「恐らく無理。厳しいと思う」との見解を示した。