リオ五輪はアウト…バド桃田“闇カジノ賭博”出入り認めた
10日に緊急理事会を開き、賭博関与を認めた両選手の処分を協議することを明らかにした。
けさの産経新聞の報道によると、田児は14年12月ごろ、客引きの紹介で違法なバカラ賭博を行っていたJR錦糸町駅付近のカジノ店を訪問。約1週間後に田児の紹介で桃田も訪れた。田児は100万円単位、桃田は数万~数十万円単位を賭け、最終的に2人で計1000万円以上は負けていたとされる。後輩とみられる十数人の男女を引き連れていたこともあったようだ。2人ともマスクなどで顔を隠すこともしていなかったという。
2人が出入りしていた違法カジノ店は昨年4月、警視庁の摘発を受け、賭博開帳図利などの容疑で元経営幹部や暴力団関係者らが逮捕されている。
桃田は15年世界選手権で、男子シングルスの日本勢では初の銅メダルを獲得。世界ランクは4位だ。田児は08年から全日本総合選手権・男子シングルスで6連覇。団体戦の世界選手権に当たる「トマス杯」では、14年の日本男子初優勝に大きく貢献した。
違法な賭博といえば、プロ野球の巨人4選手が、野球賭博に関与していたことが発覚したばかりだ。