ダル3回45球の“時短”フリー登板 右肘考慮しペースダウン

公開日: 更新日:

 右肘手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有(29)がスロー調整に入った。

 26日(日本時間27日)は本拠地アーリントンで術後、3度目となるフリー打撃に登板。3人のマイナー選手を相手に実戦を想定してアウトカウントを取り、3イニングで計45球とまずまずの投球を披露した。

 この日は「3回45球」か「4回60球」の2つの選択肢を与えられた。ダルは右肘への負担を考慮して前者を選んだ。

 当初、5月1日(現地時間)の傘下マイナー2Aフリスコの試合で登板する予定だったが、今後の調整スケジュールについては、あすの状態を見て判断する。

 前回のフリー打撃登板では球威がなく、回復具合を不安視されたが、首脳陣の評価は上々だ。ダルの登板を見守ったバニスター監督、ブロケイル投手コーチは順調な回復ぶりに太鼓判を押した。バニスター監督は「球にキレがあったし、走っていた。彼が投げる姿を見るのは楽しい」とエース右腕の復調に目を細めた。

 ダルは実戦復帰を前に、あえてペースダウンしたとみられ、順調にいけば5月中旬にもメジャーに復帰する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動