続く中4日先発 ヤンキース田中“未体験”の不安をどう払拭
ヤンキースのエース右腕に異常事態発生か。
田中将大(27)が10日(日本時間11日)、昨季のワールドチャンピオンのロイヤルズ戦に先発。7回を3本塁打含む7安打6失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたものの、2番手投手が同点弾を浴びて勝敗は付かなかった。1試合6失点は今季最多、レギュラーシーズンでの3被本塁打は自己ワーストタイだ。
前回のオリオールズ戦同様、立ち上がりから変化球主体の投球を見せたが、ロイヤルズ打線の一発に沈んだ。同点にしてもらった直後の三回、2番ケインに真ん中に入ったツーシームを捉えられ、右翼席へのソロ本塁打を許す。
味方打線に三回までに5点の援護をもらいながらも、ピリッとしない。2点リードで迎えた五回には1死二、三塁から再び、ケインに甘く入ったスライダーを今度は左翼スタンドに運ばれる3ランを浴びて、試合をひっくり返された。結局勝敗はつかず、ここ4試合勝ち星なし。試合はヤンキースが10-7で勝利した。
■3登板中4日先発は経験なし