ドラフト目玉に5人体制 阪神スカウトこそ“超変革”不可欠
阪神は金本新監督のもと、「超変革」のスローガンを掲げている。昨秋から二軍に埋もれる若手を鍛え、開幕から実戦で起用した。
しかし、いまも一軍ベンチに残っているのは4年目の内野手・北條(21)くらい。春先までスポーツマスコミを賑わせた3年目の陽川(24)と横田(20)、2年目の江越(23)らは現在、ファーム暮らしだ。
首脳陣がいくら目をかけ、鍛え、実戦で起用しても、肝心の選手に首脳陣の期待に応えるだけの実力、素質がなければ、芽が出るわけがない。
これまで日の目を見なかった生え抜きの若手に光を当てた金本監督のスタンスは評価できるだけに、選手を仕入れるスカウティング部門も「超変革」をすべきではないか。