4安打2盗塁の中京学院大・吉川 スカウトの評価どう変化

公開日: 更新日:

 スポーツ紙が「ドラフト1位候補」と騒いでいる中京学院大の吉川尚輝遊撃手(4年=中京)が、また、株を上げた。

 先制の中越え適時三塁打を放った前日の全日本大学野球選手権1回戦に続き、昨7日、桐蔭横浜大との2回戦は4安打2盗塁で勝利に貢献した。

 最初の3安打はプロ注目の左腕・高橋拓巳からのもの。最後の1安打も同様にドラフト候補の右腕・斎藤友貴哉から放った。

「2年時から3季連続盗塁王になり、今春は3度目のベストナインとMVPを獲得した。東海地区で力が抜けているのは把握していたけど、全国レベルでどうかという点が疑問でした」と、ネット裏の在京球団のスカウトがこう言った。

「桐蔭横浜大の高橋はドラフト上位候補。3位以下の指名なら社会人の日本生命に行くといわれている投手です。実際に2位以内で指名されるかはともかく、その高橋から3安打して左腕も苦にしなかった。4安打目を浴びせた斎藤もドラフト候補です。伸びのある速球が武器で、4~5位で消える選手ともっぱら。2人を攻略して、吉川の評価はさらに上がりましたね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動