来秋ドラフト候補と評判 “東大史上最高投手”宮台の実力は
東大史上最高の投手――そんな冠をつけて報じるスポーツマスコミもある。
19日の東京六大学野球春季リーグ、明大との3回戦。14年ぶりの勝ち点を目指して先発した東大の3年生左腕・宮台康平(神奈川・湘南高)は3回6安打3失点と打ち込まれ、「自分の実力不足」と3-12の大敗の責任を背負いこんだ。
しかし、ネット裏にはこの日も多くのスカウトと報道陣が集結。「来秋ドラフト候補に浮上!」とスポーツ紙に持ち上げられ、本人も「(プロに)魅力を感じている。昨秋から、このまま成長すれば、いけるんじゃないかと思い始めた」とその気になっている。日に日に注目度が高まっているのは事実だ。
「今春季リーグ開幕戦で2季連続優勝の早大を相手に13奪三振の快投を演じ、16日の明大戦でも九回途中1失点の好投。どちらも1失点の敗戦投手になったものの、早大戦での13奪三振は70年ぶりの東大新記録でした。直球のMAXは145キロ。複数の球団が来年のドラフト候補としてリストアップしています」(アマチュア野球担当記者)