偉業達成目前のイチローは出場機会激減も“秒読み”段階

公開日: 更新日:

 安打を積み重ねれば積み重ねるほど居場所がなくなりそうだ。

 マーリンズ・イチロー(42)が6日(日本時間7日)のメッツ戦に九回代打で出場。1死一塁で打席に立つと相手の守護神ファミリアの高速シンカーにタイミングを崩されて遊ゴロ併殺に倒れた。メジャー通算3000安打まで残り「10」のまま。

 大台到達までカウントダウンに入っているが、不慮の事故で亡くなった往年の大打者ロベルト・クレメンテに並ぶ歴代29位タイの3000安打に達した途端に、これまで以上に出場機会は激減しかねないからだ。

 何しろ今季のマーリンズは開幕から好調を維持し、44勝41敗の勝率5割1分8厘で首位ナショナルズとは6.5ゲーム差のナ・リーグ東地区3位。

 世界一になった03年以来13年ぶりのポストシーズン進出を狙える位置に付けているだけに、ビジネス優先だったジェフリー・ロリア・オーナーも本気だ。リリーフ陣の厚みを増すため、パドレスから14年のセーブ王ロドニーを獲得するなど積極的な強化を図っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動