清宮だけじゃない 逸材ゴロゴロの早実に厳格「学力基準」

公開日: 更新日:

 06年、夏の甲子園で優勝投手となったOB斎藤佑樹(現日本ハム)の大フィーバー時を知る別の早実OBが話を引き取る。

「要はいかにテストで点を取るか。いかにノートを取っているヤツと友達になるか。いかに要領良く点を取るか。テスト前に中等部あがりの同級生が先生のテストの傾向というか、“クセ”をレクチャーしてくれて助かった思い出があります」

 そもそも「アタマの良さ」は野球をやる上で大きなアドバンテージになる。なおかつ、野球の実力が飛び抜けていて、要領のいい選手たちがいれば、練習時間が短くても、監督の手腕が卓越していなくても結果が出るということか。山ほどカネをかけて甲子園請負監督を雇い、朝から夜中まで選手を鍛え上げている「野球学校」の歯ぎしりが聞こえてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”