3敗目喫したダルに「ポストシーズン登板回避」の可能性
因果関係は定かではないものの、メジャーではメッツのエース右腕のようにトミー・ジョン手術を受けた投手が後に血行障害を患うケースは少なくない。胸郭出口症候群は下手をすれば投手生命を脅かしかねない厄介なものだけに、ダルにとっても決して人ごとではない。
レンジャーズはダル獲得に巨費を投じただけに、これまで首脳陣はエース右腕には過保護ともいえるほど慎重な姿勢を崩さなかった。レンジャーズはア・リーグ西地区首位を独走し、地区連覇が濃厚だが、ハービーの二の舞いを避けるためダルのポストシーズンの登板を見合わせるべきとの声も上がっているという。