抗議が殺到…中日・落合GMのクビは平田&大島の去就次第

公開日: 更新日:

■来季のシーズンシートの売り上げにも影響か

 とはいえ、条件面でいえば、4年連続Bクラスが濃厚で97年以来となる最下位も見えてきた。総じて年俸は上がらないだろうし、なおかつ収入源となる観客動員は1試合平均で2万8586人と対前年比で横ばい。8月の平日の試合は夏休みにもかかわらず、3万人に遠く及ばない。成績不振も重なり、今後は観客動員も苦戦を強いられるだろう。

 加えて、谷繁監督が電撃休養となった球団のドタバタも選手やファンの印象を悪くしている。

 谷繁監督は責任を取って休養に追い込まれたが、球団には編成責任者である落合GMに対するファンからの抗議電話が殺到しているという。ただでさえ低迷しているのに、生え抜きの看板選手である平田、大島がもし流出することになれば落合GMに対する風当たりはますます強くなる。

 戦力ダウンはもちろんのこと、ファン離れにつながり、来季のシーズンシートの売り上げにも影響しかねない。谷繁監督の休養は成績不振に加えて、観客動員の減少が引き金となった。“前例”がある以上、落合GMの責任問題は避けて通れないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」